COAガーディアンとは?
最終更新日: 2026年7月15日
COAガーディアン(COA Guardian Japan)は、CBD・カンナビノイド製品のCOA(Certificate of Analysis:分析証明書)をAIが解析し、日本の規制への適合性をすばやく確認できるオンラインツールです。THC残留限度値への適合、禁止カンナビノイドの検出有無、検査機関の信頼性、EC出品可否の目安までを一括でチェックし、事業者と消費者の判断をサポートします。Asabis株式会社が開発・運営しています。
COA(分析証明書)とは
COA(Certificate of Analysis/分析証明書)とは、第三者の検査機関が製品や原料の成分分析結果を証明する書類です。CBD・カンナビノイド製品のCOAには、カンナビノイドの含有量(CBD・THCなど)、検出限界(LOD)、検査方法・検査機器、検査機関の認定情報などが記載されます。
日本では、改正大麻取締法(2024年12月施行)により、製品区分ごとにTHC(テトラヒドロカンナビノール)の残留限度値が定められました。CBD製品を輸入・製造・販売するうえで、COAによる成分確認の重要性はこれまで以上に高まっています。
| 製品区分 | THC残留限度値 |
|---|---|
| 油脂・粉末(オイル・カプセル・パウダー) | 10 ppm以下 |
| 水溶液(飲料・ドリンク) | 0.1 ppm以下 |
| その他(菓子・グミ・化粧品・Vape等) | 1 ppm以下 |
COAガーディアンでできること
COAのPDFをアップロードするだけで、AIが内容を読み取り、以下の観点を数分以内に判定します。
- 総THC(Δ9-THC+THCA)の製品区分別残留限度値への適合性
- HHC・Δ8-THCなど麻薬・指定薬物に該当する禁止カンナビノイドの検出有無
- 検査機関の信頼性(ISO/IEC 17025認定、厚生労働省の検査可能機関リスト掲載状況など)
- 検出限界(LOD)が日本の規制値の確認に十分かどうか
- Amazon・楽天市場など主要ECモールでの出品可否の目安
- 改善ポイントの提示(不足している検査項目・記載の指摘)
COAの評価は、単純な「OK/NG」の二択ではありません。同じ「適合」でも、検査機関の認定状況や検査項目の網羅性によってリスクには濃淡(グラデーション)があります。COAガーディアンは総合判定をリスクレベルで示し、より信頼性の高いCOAにするための改善ヒントもあわせて提供します。
誰のためのツールか
原料供給者
CBD・カンナビノイド原料の出荷前に自社COAをセルフチェック。取引先への説明責任を果たしやすくなります。
メーカー
原料受け入れ時のCOA確認や、自社製品COAの品質チェックに。仕入れ判断のスピードが上がります。
販売者(EC・小売)
取扱製品のCOAを仕入れ前に確認。Amazon・楽天市場などへの出品前チェックにも活用できます。
消費者
ご自身が使っている製品のCOAを読み解くヒントに。安全性や法令遵守への理解を深められます。
ミッション
事業者の負担を減らし、業界の品質を底上げする。
COAの読み解きには、規制値・検査手法・認定制度など幅広い専門知識が必要です。COAガーディアンは、この確認作業の負担を大幅に減らすことを第一の目的としています。そのうえで、単なる合否判定にとどまらず、COAごとのリスクの濃淡を可視化し、品質向上につながるヒントを提供することで、日本のCBD・カンナビノイド業界の健全な発展に貢献します。
消費者が自分で確かめられる環境をつくる。
製品の安全性は、事業者だけのものではありません。消費者自身が、使っている製品のCOAから安全性や法令遵守の状況を理解できる——そのための身近なツールとして役立てていただくことを目指しています。
現在ベータ版・無料でご利用いただけます
COAガーディアンは現在ベータ版として公開しており、無料でご利用いただけます。判定精度・使いやすさの向上のため、誤判定のご報告や機能のご要望など、フィードバックを歓迎しています(分析結果画面のフィードバックフォームからお送りいただけます)。なお、将来的には有料プランの導入を予定しています。
現在の判定対象は日本市場の規制です。今後は、他の国・地域の市場における規制適合性判定への対応も視野に入れています。
よくある質問(FAQ)
判定結果は法的な保証になりますか?
いいえ。COAガーディアンの判定はAIによる解析に基づく参考情報であり、法的助言や適合性の保証ではありません。実際の輸入可否・規制適合性は、厚生労働省のガイドラインの確認や専門家へのご相談のうえでご判断ください。
料金はかかりますか?
現在はベータ版として無料でご利用いただけます。将来的には有料プランの導入を予定しています。
どのようなCOAを解析できますか?
CBD・カンナビノイド関連の原料・製品COA(油脂・粉末・飲料・その他の製品区分)のPDFに対応しています。英語のCOAも解析できます。栽培用大麻草の植物体分析は対象外です。
アップロードしたCOAはどのように扱われますか?
アップロードされたCOAと解析結果は、サービスの品質向上のため安全に保管されます。詳細はプライバシーポリシーをご確認ください。
日本以外の国の規制にも対応していますか?
現在は日本市場の規制のみに対応しています。今後、他の国・地域の規制適合性判定への対応も視野に入れています。
判定にはどれくらい時間がかかりますか?
通常、1ファイルあたり1〜2分以内に判定結果が表示されます。
Amazonや楽天市場に出品できるかも分かりますか?
各モールの公開ポリシーと日本の規制をもとにした「出品可否の目安」を提供します。最終的な出品可否は各モールの審査によります。
運営会社・API提供について
COAガーディアンは、Asabis株式会社(https://asabis.co.jp)が開発・運営しています。事業者情報の詳細は特定商取引法に基づく表記をご覧ください。
また、事業者さまの社内システムやワークフローにCOA判定を組み込めるAPI連携(MCP対応)の提供を準備しています。ご興味のある方はお問い合わせください。
本サービスはAIによる解析を用いた参考情報提供ツールであり、法的なアドバイスを提供するものではありません。